ことしも妄想していきたい。

 おつかれさまです。ファミ通文庫のK4でございます。

 ちょっとおそいですが、みなさま明けましておめでとうございます。
 本年も何卒よろしくお願いいたします。
 今年は新シリーズをばしばし立ち上げるべく、正月から日々アンテナ張ってアイデアを探している次第です。

 で、思い出したんですが。
 みなさま、初詣には行きましたか?
 わたくしは一族郎党で年末年始を過ごした愛知の、かの有名な熱田神宮に初めて赴きました。さすが三大神宮の一社、創祀1900年。霊験のレベルがはんぱない。ものすごい人出でした。
 参拝待ちの大行列のなか案内の看板で知ったんですが、熱田神宮には例の「三種の神器」のうちの「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」が祀られているんですね。
 別名はおなじみ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」
 この厨二心くすぐられまくりのアイテム、何がスゴイってここ何百年もの間、誰も見たことがないそうです。神職さんはおろか、所有者とされる天皇すら目にされることが禁じられています。
 すげえ。見たい。
 気になって参拝を待ちながらスマホでさらに調べたところ、その由来が波乱万丈でめちゃくちゃ面白い。
 しかしその中に気になる情報が。かいつまんでみますと……

・「草薙剣」は平家滅亡の際に水没して紛失したという説がある。
・熱田神宮にあるのは代わりの形代(よりしろ)かも。
・宮中の儀式に使われているものが本物という説も。
・何者も見てはいけないとはいいつつ、明治天皇がご覧になった可能性がある。
(昭和天皇の侍従長が終戦の混乱で散逸しないように確保しようと、入っている箱を開けて見た。そのときには明治天皇による封がされていた。その中身は見ていない。)

 などなど。
 つまり、いずれにしろこの熱田神宮に存在しているのはニセモノかもしれないのか!
 というか、そもそもそこには何も存在していない可能性も……!?
 1300年以上もありがたやありがたやとご利益を求めてやってきた大衆が拝んできたのは、空っぽのご神体(かもしれない)のか……。

 あれ? これって気付いちゃいけないこと?

 そう思い至ったとき、わたくしは言いようのない不安に襲われました。
 思わずきょろきょろと辺りを見回します。
 わたくしのような者を戸籍も残さず消去する闇の職務を帯びた者たちがこの群集にまぎれているに違いありません。
 やべえ。逃げなきゃ。しかし、あ、足が動かない……!
 見ると、5歳の甥っ子が足にしがみついています。
「どーしたの?」
 こんな子供に怯える心を、というか妄想を見抜かれ我に返ったわたくしは、真摯な気持ちでアドバイスを授けたものでした。
「いいか? こんなに大勢の大人たちのうち、本当に信用できるのはほんの僅かだ。心に留めておけ」

 何が言いたかったかって、「草薙剣」のような、何か本物か贋物かわからないアイテムにまつわる物語がラノベでもできそうだなー、と。
 たしかハガレンの最初のエピソードがそんな感じで面白かったですが、もっと、この「草薙剣」のように壮大な設定で……。

 さて、もうすぐ大賞の『四百二十連敗ガール』と特別賞の『《名称未設定》』が発売になりますが、受賞作を担当していないわたくしも一枚噛ませろとばかりに特典の小冊子を作りました。


 中でも注目は赤坂アカ先生描き下ろしの『四百二十連敗ガール』トライアル・コミック!
 表情豊かなヒロイン・毒空木さんの魅力を赤坂先生が余すところなく表現してくれてます! こんな表情や、



 こんな表情や、


 こんな感じで基本コワいです。が!
 こんな感じとか!


 こんな感じも!


 さらに……


 最後は個人的ベストショットでもありまして、実物を見てのお楽しみということで!
 この小冊子は一部書店の購入特典となっていますのでチェックしてくださいね!

 ではみなさま、改めまして今年もよろしくお願いいたします。K4でした。


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